2017年8月、名城として名高い上田城下の最後の武家屋敷であった「河合邸」は、
旅館花屋の貴賓室として受け継がれました。
これは、単なる武家屋敷の部分移築ではありません。
細部に至るまで武家屋敷の様式を忠実に踏襲しております。
旧上田藩の武家屋敷を体験できるだけではなく、
日本初の、旅館として宿泊体験のできる武家屋敷に仕上げました。
知的探求心を満たす貴重な一夜を、どうぞごゆっくりお過ごしくださいませ。
旧上田藩 武家屋敷が花屋貴賓室に受け継がれる
名城として名高い上田城。しかし、城下町たる上田の町にはほとんど武家屋敷が残っていません。河合邸は上田城跡公園に隣接する最後の武家屋敷でした。
しかし残念ながら、平成二十八年の上田城跡公園周辺再開発により、河合邸は取り壊されてしまいました。
言わば絶滅寸前にある上田の武家屋敷が完全に失われることはあまりに惜しく、母屋の建具や建材を移して再現し、後世へと伝えようとしたものが、この旅館花屋貴賓室です。
一流旅館のおもてなしを受けて宿泊する資料館
旅館花屋貴賓室は、単なる武家屋敷の部分移築ではありません。旅館としてはこれ以上無いほどの作り込みをもって、江戸時代の武家の息遣いが感じられる空間を再現しています。
桜御殿のコンセプトは「一流旅館のおもてなしを受けて宿泊する資料館」。それに恥じない技術と知識を注ぎ込み、旧上田藩の武家屋敷を体験できるだけではなく、日本初の、旅館として宿泊体験のできる武家屋敷に仕上げました。知的探求心を満たす貴重な一夜を、どうぞごゆっくりお過ごしくださいませ。